昨日は、メジャー再デビューのご報告を兼ねた、
今年最後、そしてインディーズ最後のコンサート「君に届けたい“うた”」でした。

会場のある赤レンガ倉庫、横浜の海風は、強く、冷たく、雨も降り、
お客さんが大変な想いをするのではないかと心配しましたが、
夕方には雨は止んでくれて、ホッしました。
そしてコンサートはスタート。
1曲目から、泣きそうでした。
それは、出番前にステージのそでから、たくさんのお客さんの姿が見えたからです。
いつもなら、たくさんのお客さんが来てくれた、わーーーいっ♪という感じなのですが、
この日は、本当にたくさんの方に応援してもらい、愛されていると感じて、
うれしくてうれしくて。
今までのコンサートだったら、素直に泣いていたと思います。
でも、私は強くなりました。
泣いてたら、自分が届けたいと思う歌が、しっかり歌えない、
ちゃんと伝えられなくなってしまうからです。
今日は、最後までちゃんと届けたい。
照明が明るくなり、後ろのお客さんまで見えた時、そう思いました。
アルバム「きみのうた」のレコーディングメンバーでもある、
冨田謙さんにはピアノを。
プロデューサーでもある黒沢秀樹さんには、ギターを弾いて、サポートして頂きました。
この1年は、ずっと一人で弾き語りで歌を届けたいと思って活動してきたのですが、
アルバムレコーディングをしてみて、バンドや他の楽器が入ることによって、
さらに歌がよく聞こえる歌もあると思い、サポートをお願いしました。
自分一人ではなかなか出せない雰囲気を味わいながら、楽しみながら、
お客さんも同じコト、思ってくれていたらいいなと思いました。
最後の方では、船の汽笛が鳴ったりして、
横浜赤レンガ倉庫だからこその演出もあり、おもしろかった！
今までの活動で感じたことや、してきたことを私が話すたび、
お客さんがじっと物音も立てずに聞いてくれていました。
うまく話せないところもありましたが、
それもひっくるめて私の想いを受け取ってくれている気がして、うれしかったです。
ノリノリな歌を歌えば、一緒に盛り上げようと手拍子してくれる、
調子にのって話せば笑ってくれる、精一杯の想いをのせて歌えば、
大きな拍手を返してくれる。
私が投げかけたことに対して、あったかい返事をもらっているようで、
本当に幸せな気持ちになりました。
私には、なんて素敵なお客さんがいるんだろう。
感謝の想いでいっぱいでした。
ありがとう、何度も思いました。
お越し頂いた方も、来られなかった方も、
私を応援してくれて、ありがとう。
コンサートが終わって、帰る頃、
横浜の夜空には少しかけたお月様と、くっきり輝くオリオンが。
今日来てくださったお客さんは、この空を見上げたかな。
行ってよかった、心があったかくなった、
そう思って帰ってくれたかな。
そうだったらいいな。
そんなことを思いながら、家路につきました。
さて、今回のコンサートで限定販売したオリジナルグッズ。
「きみのう**た**スペシャルBOX」ですが・・・これでした。

「きみのうまいたまご」（黄身の美味いたまご）
おいしいたまごと、たまごかけごはん専用の醤油、オリジナルお箸、おまけのセット。
今年の秋、初めての岡山でワンマンライブをした時、出会った
たまご商品を扱った「のだ初」という会社の野田さん。
FM岡山で応援してくれているDJ牛嶋さんがかけてくれた「クローバー」を聴き、
好きになってもらいライブにも来てくださったのですが、
「野田」と「石野田」で、なんか縁を感じますね〜と意気投合。
そんな中、アルバム「きみのうた」が完成。
新しいグッズを考えていたとき、「きみのうまいたまご」をひらめいたのです。
まずは、自分が味見してみないことには、お客さんには出せない。
そう思い、野田さんにはナイショで通販でお取り寄せ。
たまごかけごはん、簡単でおいしくて、これはお客さんにも食べてほしい！と思い、
野田さんに相談したところ、おもしろいとのってくださり、グッズ化されました。
（たまごの箱のラベルは私のイラストです。）
「きみのうまいたまごBOX」はなんと完売！見本のBOXをもらい、おうちへ。

夜ごはんは、もちろん、たまごかけごはん！！！
今日はわけぎがなかったので、ネギと、しらすをトッピング♪
めちゃめちゃおいしくて、何度もうまい！とかみしめました。

最後に、今回のコンサートでは、アルバム「きみのうた」のジャケットの前に、
差し込んで、記念に持っていてほしいと思い、
1枚1枚、手書きしたメッセージカードをお渡しさせてもらいました。
こんな風にして、とっておいてもらえたらうれしいです。
そして、メジャー再デビューのお知らせに続きます。