震災から、今日で半年。
毎月、11日になると、あの日のことを鮮明に思い出します。
被災地で災害ボランティア活動をしているとき、歌を届けに行ったとき、
出会った人たちのことが頭に浮かびます。
今、困っていることはないかな、元気でいるかな、笑顔でいてほしいと、想いをはせます。
ボランティア作業中、サイレンがなり、みんなで黙祷を捧げた時のこと。
今日も空を見ながら、幸せを祈りました。
私が、災害ボランティアで活動していた宮城県亘理町では、
ボランティアセンターが縮小し、今、亘理ささえあいセンター「ほっと」
として、登録制のボランティアさんを募って、活動をしています。
作業内容は、震災当初の瓦礫の運び出しや、床下の泥だしから、
仮設住宅に住む方の支援などに、変わりつつあるものの、
まだまだ、たくさんお人の手が必要です。
亘理で出会った避難所のセンター長だった方とのメールを通して、
現地の状況や悩みを聞かせてもらったりするたび、考えさせられます。
自分たちがまだまだ大変な状況でも、応援してもらったからと、
先日の台風の被害にあった和歌山県のみなさんを想う、亘理の人たち。
人を想う気持ちを忘れずにいたいです。