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08月17日
わたりの夏、わたしの夏。

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「2015年わたりふるさと夏まつり」
真夏の暑い太陽が照りつける8月15日、
私が観光親善大使をしている亘理町にて、震災後初めてとなるお祭り。
私は震災があって初めて亘理町を知ったので、
お祭りのことも知らなかったのですが、
震災前は地元の方はもちろん、
各地からお客さんがやってくるお祭りだったそうです。

震災から4年が経ち、復興も進んできた今年、
亘理をさらに活気づけようと、復活した、亘理の夏まつり。

荒浜の気持ちいい風が吹き抜ける
「きずなぽーとわたり」の特設ステージで、
私は亘理のゆるキャラ「わたりん」とコラボ!
わたりん、ピアノ上手〜♪
私の曲に合わせて一生懸命なわたりん、かわいくって楽しかった〜!
わたりん、ゆるキャラグランプリに登録中!応援してくださいー!

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3月以来の亘理町。
暑い中、聴いてくれたみなさん、ありがとうございました!

ライブの後、海へ一人お散歩。
海岸の正面には、その先に何があるのかわからない程、
大きな防波堤があります。
震災前にはなかったそうですが、
津波の被害をうけて大きなものができました。
防波堤のすぐそばまで来ると、ようやく波音が聞こえてきます。

防波堤を越えると、
止むことを知らないような強い潮風が吹き付け、
ちょっと寒いくらい。
海岸では、若い女の子たちが海に入って、
きゃっきゃ楽しそうに遊んでいました。

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亘理の人とあの日の話をすると、みんな、
「津波なんて来るはずない、ここまで来るはずないと思った」と。
震災直後、災害ボランティアでやってきた亘理町で
津波の爪痕をこの目で見た私でも、とても信じがたかったです。
今、初めて亘理にやって来たら、
津波の被害があったなんてたぶん気付かないくらい、
町は津波の爪痕が見えないほど。
でも、あの時本当に町を飲み込み、家をなぎ倒し、
大切な命や穏やかな日常を奪っていった津波。
津波はこの海からやってきたのです。
私はあの日から海を見るたびに思います。
この町の人は、海をどう思っているんだろう?
海を見ると辛くなるのかな?
大切な人を亡くした人は、憎く思うのかな?
海を見ると思い出したくないこと思い出してしまうのかな?
津波と海とは関係ないもので、
海の恵みがあふれるこの海を大切に思っているのかな?
特になにも思わないのかな?

そもそも、海を見てそんなこと考えているのは私だけなのかな?
そもそも、もう、震災という言葉も聞きたくなかったりするのかな?
私は震災がきっかけで亘理町と繋がった人間なので、
亘理町を人に説明するとき、
どうしても震災という言葉を使います。
それは、亘理町に起こったことを
知って欲しいからという想いがあるからです。
私にとっては、「大好きな人達がいる町、亘理町」ですが、
「震災や津波の被害に遭った町、亘理町」
ではなく、例えば、
「海の幸も山の幸もおいしくってあったかい町、亘理町」
という伝え方の方が今の亘理の人達はうれしいのかな?
と思ったりします。
とにかく、亘理の海を見ると、
いろいろなことを考えずにはいられなくなります。
ただ、震災で傷ついた人たちが、
少しでもおだやかな気持ちになれたらいいのにと、
私は祈るばかりです。

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お祭り会場に並べられたキャンドルには、
たくさんの人の祈りや想いが灯されているように思いました。

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復活した山車のパレードには、
たくさんの人で賑わっていました。
わたりんも一生懸命踊っていました。

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薄明かりに照らされたお客さんたちの顔は、
みんないきいきとしていて、笑顔であふれていました。
震災で直接の被害を受けていないから楽しく笑顔でいられるのか、
大切な人を亡くしても、それを乗り越えて今、
強く前を向いて生きているから笑顔なのか、
今だけ全てを忘れられて、楽しめている瞬間なのか、
私にはわからないけど、
きっとみんなそれぞれにいろんな想いがあって、生きているんだよね。
誰かが喜ぶ姿、笑顔を見るとやっぱりほっとします。
復活したわたりふるさと夏まつりが、
みんなを活気づけているのは間違いないと感じました。
役場の方も、震災前の賑やかな感じが戻ってきたと喜んでいたし、
少しずつ、活気がある亘理になって、
たくさんの人が楽しめる、ふるさとみたいな場所になったらいいな。

目の前に迫ってくる、大きな花火。
残り火の後ろに、たくさんの星が輝いていました。
その全てが美しくて、ただただ、
震災で亡くなった方を想い、
亘理で出会った大好きな人たちを想い、
みんなの笑顔を願いました。

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今回見つけた、亘理の気になるものと言えば、これ!
亘理町産の桃「まどか」。
亘理と言えば、冬から春にかけての名産「いちご」や、
秋から冬にかけての「りんご」がおいしくて有名ですが、
夏の特産物、はじめましてです。
人気急上昇って書いてあったのは間違いない!
果肉がしっかりしていて、
めちゃめちゃ甘い!あまーーーーーいっ!!!
これはもっともっと知ってもらいたい一品でした!

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亘理じゃないけど、亘理からの帰り道、仙台と言えば・・・
マツコデラックスさんが、
TV番組でイチオシしまくってる「ずんだシェイク」。
ずんだもシェイクも得意ではない私だけど、
あれだけマツコさんが押してるのなら!
経験として買ってみたのですが・・・
う、うまい。
マツコさん、うまいですっ!!!
夏バテもどっか行っちゃうほど甘くておいしい、うれしい発見でした。

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最後に・・・
いつも亘理に行くと、おいしい手料理をごちそうになったり、
泊めてもらったり、良くしてもらっている馬場さん。
お孫さんの一歌ちゃん♪かわいいーーーっ!!
カメラを向けると自分であみだしたポーズをきめ、にこにこ♪
私、一歌ちゃんにメロメローーー!

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忙しいお盆の時期にも関わらず、嫌な顔一つせずに迎えてくれました。
たっくさんごちそうをいただいて、たっくさんお話しした楽しいひととき。
私の写真集をひとつひとつ丁寧に見てくれたり、
お祭り当日には髪の毛をセットしてくれたり、
(お母さんは元々美容師さんだったのです!)
娘みたいに接してくれるのが、本当にうれしかった。

私が今の亘理町のためにできることは本当に少なくて、
観光親善大使だなんて、本当は申し訳ないくらいだけど、
こうやって、亘理の大好きな人たちと繋がり続け、
これからも亘理町と関わっていけたらいいなと思います。

ぜひみなさんも一度は亘理町へ♪