青森「おもいでレストラン」
「坂本サトル presents『おもいでレストラン』」
思い出のレストラン・・・
と聞いてなつかしむ思い出がないのは、
私の故郷・神津島にレストランというものが存在しなかったから。
レストランと名の付く場所へ行ったのは、
一人で上京した高校生の頃。
そこはファミレスと呼ばれる、ファミリーレストラン。
ほうれん草とベーコンのソテーがおいしくて、
それまで得意ではなかったほうれん草が好きになり、
私の料理のレパートリーにも加わった。
きちんとしたレストランに来たのは、
おそらく、ベーカリーレストランサンマルク青森小柳店が初めてだと思う。
お店で焼いているパンがとってもおいしくて、
店員さんの笑顔がひときわ輝いていて、
いつまでもいたくなるような、あったかいレストラン。
私にとって、おもいでレストランって、このお店かもしれない。
この場所でライブをするのは、3年ぶり3度目。
今回は、被災地支援活動を共にした、坂本サトル氏(通称さかもっちゃん)
プレゼンツで、お客さんにレストランのお食事を楽しんでもらいながらのライブ。
私たちが歌い始める頃には、みなさん完食状態で、
満たされたおだやかなお客さんの表情を見ながら歌ったので、
私も満たされた気持ちになりました。
さかもっちゃんとセッションも!
もう何度も一緒に歌っている「温度」は、ハーモニーも息もぴったり。
なんだか、二人で歌うための歌みたいに感じるくらい。
今回、初めて生で聴いた津軽三味線!!!
三味線奏者の山田里千美さん。
生で聴く津軽三味線の音は想像してたよりも大きくてパワフルで、
でもどこかなつかしくって、すっごくかっこよかった!
ものすごい指弾きが早い!私はあんな風に指動かない!
沖縄や奄美で見かける三線や三味線よりも、
ずっと大きくて、重くって、なんと犬の皮できてるんですって!
200万円くらいすると聞いて、おののく私とさかもっちゃん。
三味線を弾くバチは、なんと8万円!
私がギターを引くピックは、1枚100円!
800枚も買える!!!一生使い切れん!
ラストは3人でセッション。
さかもっちゃんがこの日のために作った新曲を、みんなで演奏しました。
私がピアノと歌、さかもっちゃんが歌とギター、山田さんが津軽三味線。
津軽三味線が入ると、より風情がでて、なんとも泣きたくなるような、
切ない歌になりました。
前日に山田さんと初顔会わせで、普段と違うジャンルの三味線と、
みんなでリハーサルしたとは思えないくらい、いいものができた!
私にとって、また新たな、おもいでレストランになりました。
またセッションしたい!
この日、お客さんに召しあがっていただいたお料理は、
ドリンク付きで、1000円!!お、お安い!
ジューシーなチキンソテーがめちゃくちゃおいしかったし、
パンはやっぱり止まらなくなる、おいしさでした。
このイベントの模様は、FM青森にて、
12月2日(日)19時~20時まで、60分の特別番組として放送されます。
来られなかった方も、来てくださった方も、ぜひ、
ライブに来ている感覚でお楽しみください♪
青森と言えば、大間のマグロ!
今回、呼んでいただいた、
ベーカリーレストランサンマルク青森小柳店の社長さんに、
連れて行ってもらったお寿司屋さんで、
初めて大間のマグロをいただきました!ご、豪華!
いつもTVで大間のマグロを追う男達のドキュメント見てるので、
これがあの!という感じで、感動の味でした。
そして、さかもっちゃんにおすすめされ、
去年も行ったお寿司屋さん、あすかにて、
青森産の「焼きしいたけ握り」いただきました〜♪
に、に、に、肉厚!!!しいたけうまいーーーっ!
こんな上品に、しいたけ開いて握られてるとさらにおいしく感じる!
青森と言えば、にんにく。
おみやげに、にんにく。
右のは、青森で買ったミニにんにく!かわいい♪
真ん中は、青森産の通常サイズにんにく。
で、一番左が、先週岡山へ行ったときに買った、
岡山産の巨大にんにく。
ひとかけらが通常サイズのニンニク1個分くらいある!
球根かと思った・・・。丸ごと1個で見て見たかったな。
で、並べてみました、にんにく三兄弟。
今日から、これでスタミナつけてこう!
今回、ミラクルなことがおこりました。
青森へ向かうため、羽田空港へ行くと。
なんと!父ちゃんと偶然遭遇!
「父ちゃん!」
「おぉ!なーつ!」
みたいな感じで、感動の再会。
思わずハグしました。
父「何でここにいるの?」
私「え、明日青森でライブがあって、今から青森に飛ぶの!」
父「え!父ちゃんも、今から青森に行くんだよ!」
私「えーー!そうなの!?」
父「何時の飛行機?」
私「12:30の・・・」
父「なんだ!父ちゃんと同じ飛行機じゃん!」
私「えーーー!そうなのーーー!」
わいわい、笑笑!という感じで、
お互い、まったく知らずにいたのですっごくびっくり!
お互い仕事とはいえ、親子で青森に行くっていうのは、
不思議で、なんかうれしかった。
世界は狭いね〜。
ものすごく縁を感じたので、記念に一枚。
外の光りがまぶしすぎて、父ちゃんのきれいな白髪がとけちゃった。
こうやってみると、同じ顔してるなぁ。
また、青森ともご縁がありますように。